マコデス・ペトラの葉っぱが白くなる現象【原因と対応】
マコデスペトラ(Macodes petola)を栽培していると通常緑色の葉っぱが白い葉っぱが出てきたことはないでしょうか。
通常緑色の葉っぱがまるで脱色されたような状態で不安になると思います。
今回、その原因と対策を考察しました。
原因1:斑入り
考えられるものとしては葉緑素の欠乏による斑入りの可能性があります。
園芸種の場合、斑入りは固定化されているため急に出てくるのは予想外と思えます。
斑入りの対応、対処
斑入りは本来不安定な表現なため、突発的に出てきても不思議ではありません。
そのため、連続的に出現することは稀になります。
放置して問題ありませんので様子を見ることとなります。
原因2:栄養素欠乏
変色した葉っぱが連続的に出現するようであれば栄養素の欠乏が可能性として挙げられます。
特に各成長点から同時に変色した葉っぱが出現すれば間違いないです。
または、栽培初めて数か月経過した段階で肥料を与えていないようであればこちらのほうが可能性が高いです。
栄養素(特に窒素)が不足すると葉っぱの色が悪くなります。
栄養素欠乏の対応、対処
窒素は葉肥ともよばれ、葉っぱを形成するのに必要不可欠な栄養素です。
栽培を始めて(または株分け後)、数か月間肥料を与えていないようであれば薄めた液肥を与えることで解決します。
よく見る液肥は下記のものですがこちらは花肥(リン酸が多い)が多めです。
リンク
管理人が使用している肥料はこちらになります。
同じくハイポネックスですが観葉植物用を使用しているため窒素分が多めです。
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