Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の植替えでやってはダメなこと【ブレクナム オブツサタム】

Blechnum obtusatum var. obtusatum

Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の植替えでやってはダメなこと【ブレクナム オブツサタム】

Blechnum obtusatum var. obtusatum(以下オブオブ)の植替えや鉢増しの際に根っこについた用土をきれいに洗っていませんか?

特に大株の場合、それが原因で水切れを起こして枯れてしまう可能性も否定できません。

せっかく活着したのがやり直しになってしまいます。

根っこの役割

オブオブに限らず、植物の根は土から水分・肥料分をもらい、土は周りの水分・肥料分を集めます。

植物と水の中継役をなしているのが用土になるのです。

植替え時に根をきれいに洗浄する行為はその中継役を外すこととなります。

植え替えられたオブオブからすれば水分栄養を吸収しながら新しく中継役を探すところからになりますので植替え後の成長が鈍化します。

幹立ち以前の株であれば大事にはなりませんが幹立ちした株の場合は水切れの危険性が上がります。

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根は洗浄、整理することなく植え付けましょう

根っこの量と質が鑑賞対象である葉っぱや幹のサイズを決めます。

そのため根の剪定などを行うと今までの基本的に草体は維持できません。

剪定する場合は、明らかな古い根っこのみにしましょう。

根の先端が白っぽい緑っぽい根っこは絶対に切ってはダメです!

根鉢の状態になった場合でもなるべくそのまま一回り大きな鉢に移してあげることをオススメします。

植替え前の鉢サイズが2号であれば3号、3号であれば4号に直接設置して空いたスペースに用土を詰めるようにしましょう。

Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の育て方【ブレクナム オブツサタム】
基礎情報:学名:Blechnum obtusatum var. obtusatum(通称:オブオブ) 分類:シシガシラ科ヒリュウシダ属 生息地域:ニューカレドニア(固有種) 特徴:栄養葉・胞子葉の二形、胞子葉は栄養葉を委縮したような形状、根茎は短く直立するシダ植物、変種で「Blechnum obtusatum var. francii」が存在する
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