Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の植え付け方【ブレクナム オブツサタム】

Blechnum obtusatum var. obtusatum

Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の植え付け方【ブレクナム オブツサタム】

今回、比較的入手しやすいサイズのオブオブを用意しましたのでそれを使って植え付け方を紹介します。

オブオブを初めてお迎えした人を対象に入手後の植替え作業を要点を抑えて記述していきます。

現在Blechnum obtusatum var. obtusatum(通称オブオブ)のワイルド株(野生株、野取り株)は見かけなくなりました。

しかし、胞子増殖株であればオークションサイトやフリマサイトなどで定期的に出品されているようになりましたね。

今回用意した株も自家で増殖した胞子培養株です。

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今回のモデル

比較的よくみるサイズ感のものを用意しました。

葉身が大きくなり羽片の数も増えてきた段階の株です。

ちょうどこれからオブオブらしくなる手前の段階ですね。

植え付け手順

準備物

  • オブオブ本体
  • 2~3号鉢(直径6~9cm)
  • 用土(赤玉土小粒)
  • 水苔

鉢の半分まで土を投下

用土は微塵を抜くようにしてください。

オブオブは根が細く鉢の隅々まで根を張るので微塵は邪魔な存在です。

腰水で栽培するため、微塵で用土間の隙間がなくなってしまいます。

オブオブの根を保護

水苔一本分でオブオブの根っこを囲います。

植替え直後は活着していませんので用土が濡れていても水をうまく吸うことができません。

そのため、根っこだけは濡らした状態にする必要があります。

根っこを確実に濡らした状態にするため、水苔は活着ができるまで間「絶対に根を濡らすマン」として活躍します。

また、鉢において用土をかぶせる際にオブオブの座りがいいのでオススメです。

用土を被せる

鉢の中心にオブオブを置いたら生長点ギリギリまで用土を被せます。

おすすめのやり方としては成長点を埋めるつもりで用土をいれ、後から生長点付近の赤玉土をピンセットで取り除きます。

成長点ギリギリまで用土を被せるのは成長点付近の湿度を少しでも高く維持するため活着までの株の安定化です。

マグァンプKなどの用土に混ぜる肥料を入れたくなりますが入れないようにしてください。

マグァンプKは遅効性の肥料ですが葉っぱを育てる窒素分は水溶性なため、腰水環境だと一瞬で流出し無駄になってしまいます。

最後に水通し

最後に流水で微塵を流し切ってください。

この後は湿度80%以上をキープしつつ腰水栽培にて管理をするだけです。
(ムレさせるのはNG)

腰水の水位は鉢の半分くらいまでを目安にお願いします。

鉢の半分はちょうど植え付けた時の根っこがある位置ですね。

Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の腰水栽培【水の深さ】
Blechnum obtusatum var. obtusatum(以下オブオブ)の育て方で腰水栽培を推奨し続けているが、人によって腰水の深さが違うことがあったため腰水の深さについて記述する。 前提として腰水を推奨するのは根が濡れた状態をキープするためです。

今後の管理

このまま栽培を続けると肥料のタイミングがあると思います。

その目安、条件を記述します。

  • 条件1:植替え後葉っぱを2枚以上展開
  • 条件2:植替え時より一回り大きい葉っぱを展開

一回り大きい葉っぱが展開されるということは活着が進んでいるということになりますので肥料を吸収できるようになります。

上から液肥をザブザブかけるなり腰水に含ませるやり方でも問題ないです。

次の鉢増し、植替えのタイミングは根が鉢底からあふれ出したころです。

幹立ち株を作るには大きい鉢で育てる必要がありますので頃合いを見て鉢増ししましょう。

この程度のサイズがでると肥料タイミングです

全体的な栽培概要はこちらから

Blechnum obtusatum var. obtusatum(オブオブ)の育て方【ブレクナム オブツサタム】
基礎情報:学名:Blechnum obtusatum var. obtusatum(通称:オブオブ) 分類:シシガシラ科ヒリュウシダ属 生息地域:ニューカレドニア(固有種) 特徴:栄養葉・胞子葉の二形、胞子葉は栄養葉を委縮したような形状、根茎は短く直立するシダ植物、変種で「Blechnum obtusatum var. francii」が存在する
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