Trichomanes pinnatum（シャーマンシダ）の育て方
基礎情報
学名：Trichomanes pinnatum（通称：シャーマンシダ）
分類：コケシノブ科ホラゴケ属
生息地域：南米
特徴：
- コケシノブの中では大型
- 偽脈が葉脈に垂直に入る
- アクアリウムでシャーマンシダとして流通
シノニム
- Trichomanes pennatum
- Trichomanes schomburgkianum
- Neuromanes kaulfussii などたくさん
生育温度・湿度
適正温度18～26度、湿度90%以上
日本の環境で無加温越冬は困難であるため、冬はヒータ、エアコンで加温管理をする。
なるべく密閉した容器で栽培すること
食品用プラスチック製カップで植物育成【栽培環境】
小型の雲霧林植物、熱帯植物を栽培で食品用プラカップを使った栽培環境のメリット、デメリットを紹介します。 管理人はコケシノブ科植物含む小型着生シダの栽培ができています。 一つの育て方として参考になれば幸いです。
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用土
赤玉土（小粒）、水苔あたりが適切
水苔のほうが保水性がいいので有効だが長期的にみると赤玉土がよいなど一長一短
光量
アクアリウム用LEDライト一灯程度を推奨します。
水やり
腰水栽培を推奨
なるべく密閉容器で栽培すること、湿度が全てである。
肥料
なくても育ちます。
成長が遅いのであまり必要としない。
葉っぱが一枚展開するたびに薄めの液肥を与えてもよい。
備考
類似した植物にTrichomanes hostmannianumがある
アクアリウムルートではT. hostmannianumの可能性がある。
なお、こちらは偽脈がない（≒少ない）点で差別化される。
T. hostmannianumとT. pinnatumのどちらが真にシャーマンシダとなるかはわからない。
