Aspidogyne argentea(アスピドギネ アルゲンティア)をぶつ切りにする【ジュエルオーキッド】

Jewel Orchid

Aspidogyne argentea(アスピドギネ アルゲンティア)をぶつ切りにする【ジュエルオーキッド】

Aspidogyne argentea(アスピドギネ アルゲンティア)が不本意ながら徒長してしまったのでぶつ切りにしてみました。

実際に植物は、頂点の成長点を潰すことで脇芽を量産することができます。

ジュエルオーキッドも新苗を確保するにあたり親株をぶつ切りにするとどうなるのかと試してました。

試験環境

  • 湿度:正義100%
  • 照明:LED1灯程度の光量(5w程度)
  • 用土:水苔100%(5Aとかいうブルジョア品)
  • 温度:エアコン暖房21度設定
  • 置き場:床上30cmの台上
  • カビ対策:トビムシ
圧縮された乾燥水苔の戻し方、ふやかし方 【お湯ver.】
水苔を戻すにはいくつかの方法がありますが今回はお湯を使った方法を紹介します。 お湯を使うことで誰でも簡単にフカフカの水苔を用意することができます。 具体的な数値を含めて説明します。

一節毎にカット:1/29

ジュエルオーキッドを呼ばれるものは1節に葉っぱ1枚、根1本の3点セットになっています。

節以外の箇所から根や葉が出ることはありませんので節ごとにハサミでカットしました。

節以外から根や葉が出ないのに新芽がでることもありません。

なるべく根っこが出る向きが下になるように設置しました。

カット後ひと月で新芽確認

元苗は腐敗するも成長を遂げる:5/24

新芽が生えることなく苗が腐敗したものがありました。

しかし、中には新株の成長はできているものもありました。

こちらは新芽が成長したのち元株が枯れたようですね。

新芽出ることなく腐敗した株は総じてもともとの茎が比較的細かったものです。

5mmもない節は出来高悪くなるようです。

新株を採取

カット苗からなのでかなり細い株(2mm程度)ですが増殖自体はうまくいきました。

根が水苔が付いているのは活着している部分です。

このまま剥がすことなく新しい鉢に植え付けました。

総括

カットから採取まで約4か月かかりました。

新株が親株の太さになるまでにはまだ時間がかかりそうです。

パルダリウムのレイアウト用に数を確保するにあたってはぶつ切りも悪くないと思います。

コレクション用であれば株が弱弱しいのであまりオススメはできないです。

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