Solanopteris bifrons(ソラノプテリス・ビフロンス)の確実な活着方法
以前、Solanopteris bifrons(ソラノプテリス・ビフロンス、以下ソラノプテリス)の植え方を紹介しました。
Solanopteris bifrons(ソラノプテリス・ビフロンス)の植え方
今回、Solanopteris bifrons(ソラノプテリス・ビフロンス、以下ソラノプテリス)の植え方を紹介します。植え替えを検討している方にも参考になると思います。
そこで水苔になるべく草体を触れさせるようにと記述しています。
しかし、水苔は湿乾を繰り返しフカフカしているので草体が浮きやすく詰めが甘いとピンの固定が外れる場合もあります。
このまま、かために水苔を詰めてもいいですがもう一つの案として「ひと手間くわえることで対応できる堅実な方法」を紹介します。
簡単なひと手間
ちょうど株の左半分が新しい根が生えてきている段階です。
この根が本体と言っても過言ではありません。
この部分を100%水苔に触れさせる方法でピンによる圧着以外の処置を行います。
糸で巻き付ける
至極単純な解です。
水苔を巻き付ければすべて解決です。
- 新芽特有の天空へと伸びる
- 活着までの位置的不安定
上記のような問題が先に水苔を巻き付けることで荷重され解決できます。
また草体が位置的安定できスイッチが入りやすくなります。
巻き付けましたらこのまま通常通り、水苔に植えるだけになります。
この処置は一次処置になりますので後日、糸を外すようにしてください。
もともと目立たないものであればそのままでも特に大きな問題はありません。
今回の水苔は通常のと比べ少し水分量が多いです。
巻き付け前に霧吹きワンプッシュ追加の水分量です。
通常の水苔の戻し方は以下で説明しています。
圧縮された乾燥水苔の戻し方、ふやかし方 【お湯ver.】
水苔を戻すにはいくつかの方法がありますが今回はお湯を使った方法を紹介します。 お湯を使うことで誰でも簡単にフカフカの水苔を用意することができます。 具体的な数値を含めて説明します。
Solanopteris bifrons(ソラノプテリス ビフロンス)の育て方
基礎情報 学名:Solanopteris bifrons 分類:ウラボシ科Solanopteris属